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 南の島に住んでいた頃1日が25時間ありそうないきおいで、ブログを始めました。今は南の島に住んではいませんが、自分自身のルーツは南の島なので、タイトルはこのままでぼちぼち更新していきたいと思っています。よろしくお願いします。

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南の島から~くじらのかたち~
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エネルギーをもらう
みなさんこんばんは。

私の尊敬してやまないsylvie Guillemが鹿児島にやってきました。


チケット発売日に劇場に並んでチケットを入手し 

楽しみにしていたはず・・・だったのに

いろいろゴタゴタがあって 舞台を鑑賞するのに気力を振り絞った今日。


最初は東京バレエ団のエチュード。

地方公演だからか・・・若手がキャスティングされていた模様。


見る目だけは肥えてきた・・・。


バランシン先生の振り付けを楽しみに鑑賞。

終盤に向かって畳みかけてくる演技は素晴らしいと感じました。


次にマッツ・エックのカルメン。

やや難解な面もありましたが、「オッ」というムーブメント有り。



そしてギエム。

最初走り込んで?登場してきたからか 拍手のタイミングを逃した。

しまった~。

これでギエムのステージは4回目。


2010年 東京で見たギエム。

クラッシックもコンテもこれで見納めかと思った。

だけど・・・鹿児島にギエムが来てくれるなんて・・・。

生ギエムにしばし感動。


それからはマッツ・エックの作品を少しでも理解しようと

一生懸命舞台を見た。

エックの作品は、ギエムの特徴であるジャンプやデベロッペの高さで魅せる振り付けは少ない。

つま先の鋭利な美しさ、つま先の自己主張、アチチュードが描く孤の美しさに惹かれた。

帰宅してからパンフレットをじっくり読んだ。

そうだね・・・普通のちょっとアバンギャルドな女性を演じてたかな。





今日、ギエムのステージを鑑賞するにあたって

時間休をわざわざとり 心を落ち着けて会場に向かった。


親日家で陶芸をたしなむギエムにいつか差し上げたいと漠然と思っていた

肥後釜のコーヒーカップ。(たしか3年前に購入)

それとお手紙を携え、会場入りした私。


出待ちのときに渡せるといいなぁ・・・と思っていたが

カーテンコールでギエムを見たとき

「ああ 今日の演技に満足しているだろうな。

鹿児島の観客にもきっと感謝しているだろうな。」

という感じがした。

「もしかして 今(カーテンコールの時)渡せるかも。」

と思いおそるおそるステージに近寄ってみた。

微笑みが優しい。きっと大丈夫。受け取ってもらえると確信して

おずおずと差し出した。

目があった、プレゼントを渡した。握手ができた。


舞台の上のギエムは圧倒的な存在だ。

なのに、役を演じ終えると

はにかみやで恥ずかしがり屋の少女の面影をのこす大人の女性の素顔に戻る。

最初熊本でボレロを見たときと変わらない。



カーテンコールで大満足できた。

もうこれで今日は帰ろうと思った矢先に

同じバレエ教室の顔見知りと遭遇した。

何気なしに出待ちを誘うと 一緒に並んでくれた。



劇場が閉鎖される直後 ギエムは姿を見せた。

やっぱり変わらない。

ちょっとはにかんだ笑顔。快くファンのサインに応じ 今回は写真にまで・・・・・。


キャ~。



なんかね~。嬉しくてね~。

こんな大スターがね~。いいのかね。サービスしすぎ。


気持ちが高揚してね。

「ギエムに会えた。明日から(バレエも仕事も)頑張ろう!」

と心から思えたよ。嫌なこと吹き飛んだ。



ベジャールはかつて ギエムの踊りからエネルギーをもらう・・・といっていたが

うんうん。

今回私は、ギエムの舞台の表と裏の両方からエネルギーをもらえたよ。

このエネルギーは誰かに伝えるからね。



ギエム 鹿児島にきてくれてありがとう。

本当にありがとう。




One day One life, Every day New day.


thank you.













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発表会 その3 りゅうくんとれいくん
みなさん こんにちは。 ドカ灰にもめげず お仕事頑張っていますか?

まだ書き足りないので 発表会その3です。



発表会の練習が始まってしばらくたった頃,先生が瞳をキラキラさせながら

「 今ねぇ,この作品に,りゅうくんとれいくんが出てくれないか交渉中なの。」



りゅうくんというのは,うちのバレエ団のプリンス。

王子も踊ればロットバルトも,『ピクニックとお父さん』のお父さんも・・・(まだ20代)

何でも踊る。いや,先生に踊らされる?

しかも舞台となると踊るだけではなく,裏方まで。

嫌な顔を見せず,淡々と山のような仕事をこなしてゆく。

見目形もうるわしい。



れいくんは,うちのバレエ団から東京のバレエ学校に進み,

ネスカフェのCMに出演していた某ダンサー率いるカンパニーに入団し,巣立っていったダンサー。

回転とジャンプが得意。

発表会や公演に賛助出演しに帰ってきてくれる。



バレエはすごいヒエラルキーが存在するので,

普通に考えるとレベルの違いすぎるクラスに出演するなんてありえないのだが,

この二人の好青年は,先生を崇拝?しているので,断ることなく承諾してくれた。






りゅうくんは白鳥の王子も,お父さんも,幼児科のお手伝いに加え,雑用が山ほどあるにもかかわらず,

私たちのクラスの練習につきあい,メンズ初心者の指導も行い・・・と本当に頭が下がる。


たまたまお稽古場で会ったオデットにリフトの調子を聞くと

「ちょっとぉ ワタシは良いんですけどぉ おーじが疲れちゃってるんですぅ」とぐちをこぼしていた。

「あなたのおーじをこきつかってごめんねぇ」というと

「じょうだんですよぉ」と。りゅうくんを独り占めしたいだろうに,こちらも謙虚なお姫様。





プロのれいくんは本番の5日前くらいに帰省して,お稽古場に顔を出し,

私たちの練習につきあい,飛んだり回ったりしてお稽古場を華やかにしてくれた。



プロのダンサーもいろいろなタイプが存在する。

お稽古に参加しても発表会程度の舞台で全力投球するダンサーは稀だと思う。





れいくんは,シルバー世代のプリマとも組んで踊る。

れいくんと踊れるシルバープリマは垂涎の的だ。



シルバープリマは長くバレエ団の発表会に出続けている。

一緒に公演の舞台にも立ったことがある。

つま先がキレイだ。ユーモアたっぷりで,人柄が面白い。

うちのバレエ団も年齢層が幅広いが,この年代のプリマは誰かと問われたら

やっぱり彼女だろう。




ちょうど私の目の前を組んで踊りながら通り過ぎていくシーンがあり,

れいくんはとても丁寧にリードしている。しかも毎回。

(けっこう練習につきあってくれた。というか,アマチュアの私たちはかなり練習しないと

不安で踊れないのを分かっているのだ,きっと。)



最初は緊張していたシルバープリマも回を重ねる事に

リラックスして踊るのも楽しそう。




「ちょっとぉ~シルバープリマ,踊る冥利につきるでしょう?」

と話しかけると,

「そうなのよ。リードが上手だから,わたしとっても踊りやすいの。」

と童女のような微笑み。

「でもまぁ年が年だから,労られているんだろうけど・・・。」

いやいや,そこには確実にあいが存在すると感じたよ!




大人からバレエを始めると,男性と組んで踊るなんて夢のまた夢。

しかもプロのダンサーと・・・なんて千載一遇のチャンス!



れいくんはうちのバレエ団出身だから,

「バレエを愛する心にバレエを何歳から始めたか,や プロかアマチュアかも関係ない」

と思ったり,感じたりしてくれているんだろう。



りゅくんとれいくんが心を込めて踊ったり演じたりしてくれたおかげで,

私たちの舞台はいつになく華やかで盛り上がった。




そこで当日リハーサルの先生の一言

「想像以上によい出来よ・・・本番も頑張ってね。」 に続く・・・。

先生は,りゅうくんとれいくんが参加してくれること,参加したら手を抜かず演じてくれること。

そうすると舞台の層が厚くなる。

大人から始めたバレエのクラスでも見応えのある舞台ができる。

そう,全て計算済み。





りゅうくんとれいくん 練習の時から心を込めて参加してくれてありがとう。 




発表会の作品はDVDにして販売してくれる。

今回は買わないつもりだった。(だって,トウシューズで踊ってないし・・・)



でも,りゅうくんとれいくんが出てるから,やっぱり買おうっと。





先生 商売上手?







thank you









発表会 その2
発表会といえども,舞台は舞台。

出演者は様々な思いを抱いてお稽古に励み,舞台に臨む。


発表会に向けてのお稽古は楽しい。

先生と,クラスのみんなと舞台を創っていく過程は

舞台に立ったものにしか分からない喜びがある。


だけど・・・前日リハーサルは苦手。

スワンやフェアリーといったチビちゃんクラスから始まるのは当然だが,

時間が読めない。

今回はデフィレの練習が14時,コウモリの音だしは最後の20時。

デフィレの練習はぶっ飛ばすか・・・参加していったん会場をでるか・・・考えたが,

当日鑑賞するのは難しいソリストたちのリハーサルを見ておこうと思いたった。

デフィレといえども,ストレッチやバーをして臨まねばならないので,

最低でも13時には会場入りする必要がある。


本番と違い,リハーサルは場当たりしたり,ダメだししたりするので時間がかかる。

芸術家気質の先生は,つい時間を忘れがち。

娘先生が時々,「先生,次進めないと時間が足りません。」と声を掛けるが,

どんどん時間が過ぎてゆく。

リハーサルを見つつ,ストレッチやバーやメイクを済ませ,小腹がすいたらおやつをつまみ・・・

身体が硬くなるのでまたストレッチ・・・と

コンディションやテンションを維持するのが相当困難だった。



アッという間に?21時前になり,舞台監督が「こうもり,今日は無理だなぁ」とつぶやく。

(退館21:30)

えーっ,今回初舞台のメンズ(大人)が3人もいるんだよ~ 幕物なんだよ~ 

13時から来てるんだよぉ~  気が遠くなりかけたその時,

「場当たりなしで通します。はい早く。」



・・・・・・・・・・・・・・



結果は悲惨。右足から出るところを左足からでてしまったり,

スタジオで音が足りないまま移動して踊っていたところではとうとう人にぶつかり,

シェネは回れず・・・と今までにない最悪の前日リハーサルだった。



他の出演者も「これだったらリハーサルしないほうがマシだったかも・・・」

という出来。そこで先生がすかさず

「明日一番で音だし,リハーサルします。とにかく今日はこれまで。いそいで帰りましょう」と。



帰ってから自分で自分にダメだししてたら眠れなくなった。

何が悪い? 

クラスの違う人とのコラボに気が進まなかった。

クラスが違っても,経験年数のある人たちとは交流があるけど経験の浅い方達だったので,

コミュニケーション不足・・・だよね・・・。自分から交わろうとする心が少なかった。

トウシューズではなくバレシューズで踊るからと軽く考えていなかった?

他の人のリハーサルを見るのは良いけど,自分も出演するってこと忘れてきって鑑賞してなかった?

(確かに! ゲストの先生や,ちびっ子たちの白鳥や,高等科の演目が楽しすぎた)

なぜシェネが回れなかった?トウシューズで回ったこともあったよね。

あのときは確立五分~六分だったけど,本番なんとか気合いで回れたよね。

なのに今回は何故?やっぱり気のゆるみ?

・・・・・・・・・・


お風呂に入り,振りをさらい,明日に備えて眠ろうと思うけど眠れない。

何より・・・先生のつぶやきが聞こえる。



先生は強く叱責されることはないが,厳しい。

舞台経験の浅い方には,舞台に立つ喜びを知って欲しいとお考えなので,

一生懸命お稽古に参加して舞台に立てばそれで良しとしている(と思う)が,

経験を重ねた者にはそれなりの責任や自覚を促す。

一生懸命お稽古すれば良いというものではないと感じる。



いっぱいダメだしあっただろうなぁ・・・。

経験の浅い人でさえ間違えない場面で間違えたり,

ぶつかったりなんてありえない。

シェネは何故できなかったか?

ドレスの中に着たパニエだよね~あれに着られて重く沈んだ。

そして曲に合わせて回ろうと思えばプレパレーションの時間が短いんだよね。

それだけテクニックが必要。




そして,こう思い直す。

明日もう一度リハーサルがある。必ずこの失敗は取り戻す。

振りは間違えない。

シェネを回りたいのでパニエは着ない。(ごめん)

大きく脚を開いてゆっくり音をとればシェネは回れると思うけど,

シューズなのだからワンランク上を目指してなるべく細い軸で,速いテンポで回る。自分に負けない。

ぶつかった人には朝一でもう一度謝って・・・と。


そう,失敗を本番で生かすためにリハーサルがある。

ラッキーなことに明日は無かったはずのリハーサルが組み込まれた。



しかし,失敗はしないにこしたことはない。

人生にリハーサルは無いのだから。




朝,楽屋入りしようとしたら,タクシーが止まった。

タクシーで楽屋入り,豪勢だな・・・とおもったら,

先生と娘先生だった。

( あちゃ )と思ったけれどしょうがない。

「今日よろしくお願いします」と娘先生。

「はい。よろしくお願いします」と私。

「ちょうど良かった。今貴方の振りの所を考えていたのよ。」と先生。

「どうしても音が足りないわね。ちゃんと移動し終わってから次の振りね。

無理に踊らないで。間に合わないのはしょうがないわ。」と。

たくさんあったリハーサルの中で,やっぱりその部分,気になりましたか・・・。

「分かりました,先生。私昨日はそこ以外でもたくさん失敗しているので今日はよく集中しますね。」

と返すと,うふふと微笑んで

「あら,まぁ,そう。大丈夫よ。でもあそこの部分(の踊り)楽しいでしょ」と言って去っていかれた。




先生と会えて,話せたことで心も軽く,決意も新たにリハーサル。

リハーサルしたい演目は山ほどあるはずなのに,すごく丁寧に2回も通してくださった。

何故移動し切れていないかの分析までしてくださって,

(要するに先頭の移動が微妙に遅いのだ。でも経験が浅いのだからしょうがない。)

で,2回目のリハーサルでは振りを省かずに踊ることが出来た。


リハーサルのあと,舞台袖で数名とごそごそ相談していると先生が通りかかって,

「 想像以上に良い出来になったので,本番もしっかりね! 」

と声を掛け,そこにいた数名と握手して立ち去られた。

超ラッキー。




楽屋でみんなに「想像以上の出来」の話をすると

何を考えてこの大人のクラスにゲスト二人を足して幕物(大作)をつくったか先生の気が知れず,

みんなで大受け,大笑い。

きっと先生も,メンズ初心者を生かすために閃いたアイディアがみるみる膨らんで

大作になってしまったのだと思うけど・・・

ほぼ大人のクラスだけでどこまで演じられるのか半信半疑だったのか,

自分の指導力に自信があられたのか・・・。

踊らされる私たちは 「まな板の鯉」 これをみんな「白鳥マジック」と呼ぶ。





「 もうすぐ 幕が開くね 」

「 当日は始まったらアッという間だね 」

「 夏が終わるね 」

「 今年も面白かったね 」

「 また来年も出ようね 」



そういって 今年の発表会も無事終了しました。




やっぱり舞台は面白い。



thank you









発表会 その1
みなさん おはようございます。 猛暑が続きますがいかがお過ごしですか?


昨日はバレエ教室の発表会でした!

大人からのバレエを始めて11年(そのうち3年間は南の島)

10回目の記念すべき発表会でした。

もうすっかりライフワークに組み込まれていて,発表会は私の中の「夏の祭典」


10回目だし,島から帰ってきて,たくさんお稽古して臨める発表会ということで

練習に入るときから楽しみにしていたのですが,

今回はクラスの参加人数の関係でトウシューズでの演目が見送られ,

二クラス合同で,シューズでの演目「こうもり」に出演決定。


トウシューズを履きたくて,トウシューズで踊りたくてバレエを始め,

発表会に参加しているのに,「それはないよ~」


しかも二クラス合同で,幕物となれば,光がさす所もあれば影もあり,

「ええ~っ」という感じで,意欲を喪失。

それを見越した先生から,短いことばとともに,

「黙って(そこで)踊りなさい」オーラが発せられた。



「踊ること」が本当に好きならば,どんな役でもどんな場所でも踊る喜びに変わりはないと,

頭では分かっていても,なかなか心がついていかない。



ただ,ヨハン・シュトラウスの(何世かは分からないが)曲の美しさと,

先生のプティを踏襲しつつ(レビューっぽい),でも先生の味付けで振り付けられた

「振り」でお稽古を重ねるたびにだんだん魅了され,いろいろな思いが払拭されていく。



うちのお教室の先生は,地方にいらっしゃるのが奇跡的だと私はいつも思っている。

プリマとしても,指導者としても素晴らしい。

大人からはじめた初心者にも真摯に向き合ってくださる。

何よりバレエを知り尽くしている。



今回の「こうもり」は,初心者のかたが多いクラスのために

難しくはないが,綺麗なラインを見せられるように先生が振り付けてある。

しかし,難しくはないが(大人の教室ということで)当たり前に振り付けてもいないので,

振りを覚えるのにちょっと頭を使うが,曲と振りが素晴らしくマッチしていという優れもの。

「振り付けの妙」というのが存分に味わえる。




しばらくたってから先生が,「踊るのは楽しいですか?」 と聞いてきたので,

「だんだん、楽しくなってきました」と答えると,

「では,私も『こうもり』を振り付けた甲斐がありましたね。」とおっしゃって笑ってた。

私の不満なんて何もかもお見通し。





バレエは厳しい。

容姿,身体能力,センス・・・いろいろな物が問われる。

アマチュアがやっても厳しい。




発表会が来るたび,公演があるたびに痛感する。

だけど,面白くもある。





thank you






ハンブルグ バレエ プリンシパル
ハンブルクバレエ団について。


なぜ,難解だと分かっていて,『 マーラー交響曲第3番 』 を見に行ったか。



フェリの引退公演のテレビ放映だったと思う,

ハンブルクバレエ団のダンサーが,『 マーラー 』 を踊っているのを見て

意味は理解できなかったけれど,強く惹かれた。

作品と,ダンサーに。そのカップルは当時,日本ではまだ有名でなかったと思うのだけれど

『 白鳥の湖のように 』 でまたそのカップルに出逢えた。


しかも,そのカップルは私たちが巡回で毎回踊る,馴染みのある, 

『 ルースカヤ 』 を演じてくれて,目が釘付けだった。

ノイマイヤーが振り付けているので,プティパの振りとは異なっていると思うが,

音にあった振り付け,それを見事に体現するダンサー。

『 プロのダンサーがカップルで踊るとこうなるのか 脱帽 』 といった感じ。

後で知ったのだけれど,男性はアレクサンドル・リアブコといって,

ロシア出身で,キエフとハンブルクで学んだダンサー。

女性は私生活でもご夫婦の,シルウ"ィア・アッツオーニ。




正直にいって,主役のカップルよりもこのカップルに心を奪われた!

特にリアブコは上背こそないけれど,

股関節の可動域が広くて,筋肉が柔らかい。すごいテクニックの持ち主と思われる。

ロシア出身らしく,基礎もしっかりとしていて美しい。

( ちなみに 『 ルースカヤ 』 はロシアの宮廷舞踊 )





舞台上は,ダンサーの私生活が見える・・・というのを聴いたり,

ダンサー自体が語ったりするのを読んだことがありますが,

以前は,「ステップを踏んでいるだけで,ダンサーの私生活や性格の何が見えるの?」

と疑問に思っていました。でもホントに垣間見える瞬間があります。

この男性のダンサーを見ていて,

絶対に包容力がある温かい人だと感じました。

あと,誠実で,精神に透明感があるかなぁ・・・と。

奥様であるアッツオーニが,雑誌のインタビューで(当時は結婚前?)

『彼が素敵に踊らせてくれるの』

というようなことを語っていたのを目にしたことがあります。



南の島に住んでいた3年間,プロのバレエの舞台を見ていなかったので,

そろそろ見たいな~と思っていました。

ギエムが鹿児島に来てくれるので,そのチケットはもちろんゲットしたけれど,

旅行しつつ鑑賞するとしたら,誰だろう・・・。


とネットで少し検索してみたら,

リアブコとアッツオーニの椿姫の映像を偶然目にした。



もう素晴らしかった。

オペラ座のダンサーが演じる椿姫(映像)は見たことがあるけれど,

( あと,ギエムのノイマイヤーの振り付けでないものも見た )

ハンブルグのダンサーが,演じるとこうなるの・・・

いや,リアブコとアッツオーニだからこんなにも惹きつけられるのだろう。



オペラ座のダンサーでは,

人間性よりも美しいスタイルに目がいってしまった椿姫。

正直,あまり面白いとは思わなかった。

(アニエス ごめんね。相手役の男の子が若すぎて消化不良気味だったものね。)




リアブコとアッツオーニからは,人間性・ドラマが伝わってきました。

『 ノイマイヤーの椿姫とはこういうものか! 』


短い映像で,人間性やドラマが伝わってくるなんて,凄いことだと思う。



そして,やっぱり,リアブコに目がいくんだよね・・。

一音一音の音の解釈も素晴らしいけれど,

役の掘り下げ方も素晴らしいけれど,

アッツオーニとのパが,素敵だった。

複雑なリフトも,音も外さず,二人の呼吸もピッタリ。

ピアノの旋律のまま流れるように演じて,踊っていました。

ルースカヤの時は,早い音になると,

気にはならないくらいでしたが,びみょ~に音がずれているシーンがありました。

『椿姫』はもっと難解であるにもかかわらず,

黒のパの場面では,一音も外していなかった。

すごい,カップルとして成長・成熟したんですね・・・。




音楽的で美しいリフトの連続。目を奪われました。

いつも,さりげなくアッツオーニに視線を向けてる。

男性がリードするのは当たり前かもしれないけれど,

舞台を成功させるためだけでない,パートナーへの思いも伝わってくる。

アッツオーニは幸せ者だ。




奥様以外のダンサーとも共演している椿姫の映像もありました。

リアブコ自身は変わらず素敵だけれど

奥様と踊るほど,リフトが流麗でなかった。




とここ数日,リアブコで心がいっぱいです。

( ある意味幸せ )





リアブコとアッツオーニ,二人の舞台が見たいな・・・。

いつか近い未来,会ってみたいな・・・。




では。よい一日をお過ごしください。



thank you


















 











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